夜通しのイベント
リレーは、当初24時間のイベントとして作られました。
「がん」は眠ることがないからです。
がんにかかれば、24時間闘うことになります。
24時間未満(多くは12時間〜18時間)のリレーでも夜通しで行うことは同じです。
「夜通し」とは、日没から日の出までのことです。
開会式と閉会式
リレーは、開会式をもって開始します。
開会式では、RFLが米国がん協会(ACS)のイベントであることを明確に強調します。
開会式の中で、サバイバーによるサバイバーズ・ラップ(最初の1周)を行い、
イベント全体の雰囲気づくりをします。
閉会式では、再びサバイバーやケアギバー(医療者、家族等)にトラックを歩いてもらい、
イベントの成功を祝します。
ルミナリエ・セレモニー
ルミナリエ・セレモニーは、「希望のセレモニー」とも呼ばれます。
これは、がんのために亡くなった人を偲び、患者を支え、
がん克服者を讃えるための時間です。
このセレモニーの意義は、人々に悲しみを乗り越え、
希望を見い出す機会を提供することでです。
ルミナリエは、米国南西部に伝わるもので、紙袋に2cmほどの深さの砂を詰め、
火を灯したキャンドルです。
サバイバーシップ活動
サバイバーシップ・アクティビティは、サバイバーの受付エリアを設けて、
そこをオープニング・ラップの起点とするとともに、サバイバーに特別の「しるし」
(タスキ、ピン、Tシャツ等)を手渡すものです。
対がん活動(教育)
リレーにおける対がん活動の範囲は、リレーイベントの前、当日、終了後を含みます。
チーム登録/参加費
参加費を払ったチームは、イベントにも参加するし募金も行うことが多いです。
当別な事情がなければ、参加費は登録用の書類の印刷費などに使われます。
全国的な推奨額はありませんが、1人10ドルまたは、1チーム150ドル
としている開催地が多いです。
全面禁煙
喫煙者の参加を禁止するということではなく、むしろ喫煙者の参加を歓迎し、
イベントを通して禁煙意識を持ってもらうことが重要です。